Pharma2020:The Vision国産発アカデミアのシーズに対し、適切な非臨床試験、そして新規のバイオマーカーを活用したPOC獲得臨床試験を実施して、製薬企業にライセンスアウトする、ファルマシュプールはここに寄与したいと願っています。

それらをひとつひとつ明確にして、解決していくことが肝要です。

例えば、①資金、②人材の育成、③新規バイオマーカーの探索、④産学連携の構築(さらに言えば、専門性の高い各パーツ同士のコラボレーション)などが、克服すべき必須条件として挙げられます。

とりわけ、医師主導臨床試験に係わる費用の捻出は、重要な課題です。

厚生労働科学研究費補助金(医薬品・医療機器等レギュラトリーサイエンス総合研究事業)における総括報告書「医師主導治験等の運用に関する研究」(2013年)

においても、資金面での、アカデミアに対する製薬企業支援が提案されています。

総括報告書「医師主導治験等の運用に関する研究」

ライセンス協議とは別に、国産発シーズの開発、非臨床試験、さらに医師主導試験に至るトランスレーショナルリサーチ領域において、アカデミアと製薬企業との、新たな視点からのコラボレーションはあり得ないのか、引き続き掘り下げていきます。

もう一つ、重要な要素は、何と言っても“人材の育成”です。
次回のコラムで取り上げたいと思います。