先月、東北大学 / 臨床試験推進センター訪問の際、久しぶりに青葉山の仙台城跡に立ち寄りました。東日本大地震の傷跡を残しながら、伊達政宗像は悠然と仙台市街を眺望していました。

昔、食糧事情厳しいころ、仙台庶民は、なかなか高価な牛肉に巡り会えませんでした。そこで、本来捨てられる「牛タン」を日常の食事に取り入れて、コストパフォーマンスの良い「麦飯」と一緒に、食しました。

                  牛タン定食  

いつしか、新たな食ベンチャーとして、「牛タン」は仙台名物へと参画していきます。今や、高級食材としてのブランドを獲得し、人気を博するようになりました。
仙台駅では、「牛タン」と「鮨」が二大ストリートを成しています。

新技術の開発とは限らず、既に存在するものを丁寧に組み立てていく、こうした工夫も大切と思いました。医薬品開発の領域でも、最先端のゲノム創薬へのアクセスとは別に、自然のシーズ(食材など)から歴史に学ぶ、新規の画期的な薬剤が見出される可能性があります。

HAPPY