范雎は自分の才能に自信がありすぎた。
才気の旺盛さが、かれをいそがしくうごかせすぎたが、それでは人の目にはとまらない。
あるところにとどまり、運勢をたくわえる必要があることを、比伝をみて、おもい知った。比伝はくる日もくる日も門を衛り、そこからうごかなかった。多くの人にみられながら、じつはたれからも顧慮されない仕事を黙々とつづけていたにちがいない。しかし比伝の精神は自分の職場の鈍さに同化しなかった。人知れず研鑽をつみ、その内なる力が、不遇を破るほどの力になった。それが運勢である。[宮城谷正光/青春はるかに]

医薬品、医薬機器、支援システム・・・、その開発に情熱を賭けた方々の思いをアシストすべく、それに沿うニーズを明らかにしてコーディネイトすることところにあります。

人生(この場合、処世)は、ほとんど思うように上手くはいきません。
自分自身の能力が理解されない、作り上げたものが世に受け入れられない、その連続です。それでも尚、どう粘るかが、the question です。

ファルマシュプール自身も起業して5ヶ月、ビジネスモデル創出に向けて悪戦苦闘の毎日が続いています。今は、運勢をしっかりたくわえるときでしょうか。

   こつこつと
   陰日向なく
   働いていれば
   きっと誰かが
   認めてくれるよ

   長い間働き続けた
   おそうじの
   おばちゃんの言葉

   おばちゃんの
   人生も
   隅々まで
   掃き清められている  [尾引光子/朝の詩/産経新聞2010-6-11]

中国史において、紀元前770年に周が都を洛邑(成周)へ移してから、紀元前221年に秦が中国を統一するまでの時代、いわゆる”春秋戦国時代”は、群雄割拠を背景として、個性的な人材が自在に活躍する、エネルギッシュな時代でした。

中国史

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

范雎(ハンショ)も苦労の末、秦の宰相として、遺憾なく能力を発揮します。

「酒と仕事」・・・仕事も茨の路ですが、日本酒も、世に出るまではたっぷり時間が要ります。まして、膨大な数の銘柄が競合する中、新酒が個性を世に認められるのは並大抵のことではありません。

酒造り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『純米酒のある暮らし』より


「良い仕事をして、良い酒を飲む」 あるいは、「良い酒を飲むために、良い仕事をする」、さらに「良い酒を飲んだので、翌日、良い仕事を目指す」、いずれもOK・・・、飲みながら運勢をたくわえつつ、こつこつ仕事をしていきます。