かつての同僚、皮膚科のドクターO先生とは、馬が合って良く飲みました。
酔っ払っての決まり文句、「内の女房ほど、この世で幸運な奴はいない。だって、俺と結婚できたんだから!」

さて、本日のテーマは、「友をえらばば」です。
結論は、酒を飲むこと、しかも深酒してしまうタイプがいいですね。

友というより、大先輩として同じフロアで薫陶を受けた、循環器内科の大御所M先生は飲むたびに、いつも愉快でした。
病棟の慰安旅行で酔いが回って、ウィスキーの水割りを差し上げると、「こんな薄いのが飲めるか!」とお叫びになります。

グラスにそのままウィスキーを割らずに注いでも、「まだまだ薄い、向こうが透けて見えるじゃないか」とおっしゃり、若手ドクターやナースを困らせます。

有能幹事の自分は、平然と、「先生、これなら如何でしょう」と、普通の茶碗にウィスキーを入れて献上すると、さすがに透けては見えず、くるくる回してお眺めになられ、「やっぱり、このくらいでないとね」とお喜びになり、初めて誉められたのであります。

ウィスキー

臨床血液学を専攻したため、血液検査室スタッフには大変、お世話になりました。
同い年の検査技師Nさんも、寅年生まれ、侠気に充ちた好人物でした。

 

昨日の夜、検査科連中と飲みまくって梯子しましてね。

若い奴が泥酔して正体なくしちまったもんだから、タクシー拾って自宅まで送ってやったんですよ。

タクシー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いったんタクシー降りて、気をつけて帰れと玄関まで連れていって、漸く別のタクシーを拾って我が家に向かったんですよ。

しばらく乗ってたら、運ちゃんが「お客さん、いい加減、行き先を教えてください」なんて抜かすものだから、教えてやりましたよ。そしたら、運ちゃん、「そこは、お客さんがこのタクシーに乗ってきた場所ですよ!」

結局、泥酔したのは自分で、若い奴が心配して家まで送ってくれたわけですよ。

降ろされた場所から家を見る角度が、いつもと違ったんで、また、タクシーを拾っちゃたんですね、アハハ。

メーター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからですか。もちろん、運ちゃんに言いましたよ。
「そのまま、バックして料金メータがゼロになったら降ろしてくれ」とね。