涙じゃないのよ 浮気な雨に
ちょっぴりこの頬(ほほ) 濡らしただけさ
ここは地の果て アルジェリヤ
どうせカスバの 夜に咲く
酒場の女の うす情け

しかし、12年後の1967年に突然、ブレークしました。緑川アコ、沢たまき、竹越ひろ子らが競演し、その後も、ちあきなおみ、石川さゆりなど、多くのスター歌手がカバーしています。

カスバの路地を舞台に、華やかなパリの街から砂漠の果てまで流れてきた酒場の女の、雇われ兵士との束の間の出会いと別れを描いています。

赤い風車

 

唄ってあげましょ 女(わたし)でよけりゃ
セイヌのたそがれ 瞼(まぶた)の都
花はマロニエ シャンゼリゼ
赤い風車の 踊り子の
今更(いまさら)かえらぬ 身の上を

歌詞にある「赤い風車」は、パリにあるキャバレー「ムーラン・ルージュ」です。

アルジェリア

 

貴方も女(わたし)も 買われた命
恋してみたとて 一夜の火花
明日はチュニスか モロッコか
泣いて手をふる うしろ影
外人部隊の 白い服

カスバとは元々アラビア語で要塞を意味します。“外人部隊”は、ヨーロッパ本国が植民地の治安維持のため、金銭的報酬を条件に集めた傭兵たちです。

「アルジェのカスバ」はアルジェリアの首都アルジェの旧市街を構成する一画にあり、ユネスコの世界遺産に登録されています。