年末、流石に飲みまくってしまったと反省し、少し酒を控えたところ、早速、風邪をひいてしまいました。万全であったはずのアルコール防御網の隙間を、ウイルスに付け込まれました。

特に、滅茶苦茶忙しくて、ただでさえ自らが休む暇のない研修医のころは、そうでした。風邪をひいたと訴える患者さんには、「アルコールや刺激物はできる限り控えて、寒くないように心がけてゆっくり休みましょう」などと天使の声で囁きます。

一方、医者仲間に飲みに誘われて、「今日は風邪気味なので・・」と告白しても、「アルコール消毒!アルコール消毒!」という悪魔の声に励まされて、いつも以上に飲み過ぎる羽目になり、結局、風邪をしっかりこじらせてしまうのが落ちでした。

ところで、今年は午年(うまどし)ですね。名馬と言えば、『三国志演義』に登場する“赤兎馬(せきとば)”が思い浮かびます。「赤い毛色を持ち、兎のように素早い馬」で、董卓 → 呂布 → 曹操 → 関羽と受け継がれました。一日、千里を駆けるという超名馬でした。

赤兎馬(せきとば)

 

 

 

 

 

 

 

さて、諺に「千里の馬は常に有れども伯楽(はくらく)は常には有らず」;

良馬を見出し育てる人(伯楽)がいてこそ、初めて名馬は出現可能で、しかも、実際は名馬より伯楽が稀少というわけです。

伯楽にちなんだ「伯楽星」という銘酒があります。
伯楽が大切に育てた名馬は時がくると天に昇ったという伝説から命名されました。

宮城県の酒蔵のため、東日本大震災で移転を余儀なくされましたが、取り壊し寸前まで酒造りに挑戦しました。震災の年、そのお酒を、馴染みの恵比寿のお店で、復興の思いを込めて味わいました。

(その後、酒蔵は移転し、新天地で酒造りに取り組んでいます)

伯楽星

 

芳醇・濃厚という流行に拘泥せず、
“飲み飽きしない”  “3杯目に美味しい”  “究極の食中酒“
というキャッチフレーズで、料理を引き立たせてくれます。