政府は1月21日、健康・医療戦略推進会議を開催し、ゲノム医療の実利用に向け、「ゲノム医療実現推進協議会」(議長=和泉洋人健康・医療戦略室長)の創設を決定しました。
この他に、
○ 平成 27年度 医療分野の研究開発関連予算について
○ 日本医療研究開発機構の準備の進捗状況について
報告され、開示されました。

第 9回 健康:医療戦略推進会議 議事次第
http://nk.jiho.jp/servlet/nk/related/pdf/1226690445378.pdf

先ず、平成27年度、医療分野の研究開発予算です。
平成27年度 医療分野の研究開発関連予算のポイント

掲げられたプロジェクトです。
1.オールジャパンでの医薬品創出
2.オールジャパンでの医療機器開発
3.革新的医療技術創出拠点プロジェクト
4.再生医療の実現化ハイウェイ構想
5.疾病克服に向けたゲノム医療実現化プロジェクト
6.ジャパン・キャンサーリサーチ・プロジェクト
7.脳とこころの健康大国実現プロジェクト
8.新興・再興感染症制御プロジェクト
9.難病克服プロジェクト

3.革新的医療技術創出拠点プロジェクト

ここには、「ICH-GCP準拠の質の高い臨床研究や治験を実施する」ことが明記されています。

7.脳とこころの健康大国実現プロジェクト

認知症研究開発事業として、「バイオマーカー開発等を推進、認知症の診断・予防・治療法の開発や質の向上、標準化を推進」が打ち出されています。

続いて、「ゲノム医療実現推進協議会の開催」の発足です。
ゲノム医療実現推進協議会の開催について

立ち上げの理由と方針です。
① 将来を見据えて、実利用に向けた効果的・効率的な研究の推進や研究環境の整備を行うことが喫緊の課題となっている。
② このため、ゲノム情報を実応用・実用化に繋げる協議会を立ち上げ、
・次代のゲノム研究・コホート研究の方向性
・効果的・効率的な推進
・ゲノムプロジェクトの再構築と関連する取組との有機的連携
について、産業界も含め関係者が一堂に介し議論を進めることとする。

さらに、「日本医療研究開発機構」の設立に向けての構想です。

日本医療研究開発機構組織体制について
7プロジェクトを包含する戦略推進部が他の5事業部との「縦横連携」によって

産学連携、臨床研究・治験、アカデミア創薬など、ファルマシュプールが取り組んでいる、key wordsが列挙されています。
新独法(日本医療研究開発機構)による革新的医療開発のイメージ

非臨床試験によるPOC取得、早期臨床試験、そして企業連携後期臨床試験への導出による「死の谷」の克服における課題は、ファンドと牽引する人材の確保(育成)と思われます。
この内容を吟味して、ファルマシュプールが、ささやかでも貢献できることを模索していきます。