【文科省】ベンチャー起業で支援策‐共創会議が初会合

薬事日報  2017年1月24日 (火)

大学基盤強化へ好循環目指す

文部科学省は19日、ベンチャー企業とその経営を担う起業家を育成することにより、大学や理化学研究所などの研究開発法人の経営力を強化する好循環を生み出すための施策を検討する「オープンイノベーション共創会議」の初会合を開いた。特に米国と比べてベンチャーの活動は低調で人材が圧倒的に不足していることから、組織マネジメントやファンディング改革を通じて資金、知、人材の好循環を促したい考え。3月にも報告書をまとめる。

日本で創薬などに向けた産学官連携や大学発ベンチャーの規模は拡大傾向にあるが、大学による民間資金の受け入れは低調で、起業意欲も低いことが課題として指摘されてきた。また、製薬企業など産業界では、アカデミアからシーズを取り込むオープンイノベーションが加速しているものの、それら成果が大学や研究開発法人の財政力、経営基盤の強化につながっていなかった。

オープンイノベーション共創会議について

  •  産業界がオープンイノベーションを本格化させる中で、大学・研究開発法人は、そのパートナーとして、人材育成を含めた組織対組織の本格的産学連携やベンチャー企業の創出・起業家育成の加速に取り組むことが求められている。また、これらの機会を通じて、大学・研究開発法人は、教育・研究の高度化や経営基盤の強化を通じた我が国全体の国際競争力の強化を図っていくことが必要である。
  • 以上の問題意識の下、イノベーション創出活動の第一線で活躍する各界の有識者の参画を得て「オープンイノベーション共創会議」を開催し、具体的改革方策を検討する。

検討事項

大学・研究開発法人の組織マネジメント力強化
ベンチャー創出機能強化
・ その他

検討項目の素案の中に、”ベンチャー創出機能強化”が取り上げられています。

また、産学連携による共同研究強化のためのガイドラインが策定され、キックオフしています。

ファルマシュプールは、アカデミア&ベンチャー発創薬開発支援に尽力するとともに、産官学連携の橋渡し(コーディネイト業務)にもささやかな、しかし、ユニークな貢献を目指しています。