酒と仕事 (50)
きょうのテーマは山手線です。さて、皆様はどこまでクリアされたでしょうか?
- 山手線の全ての駅のホームに降りたことがある。
- 山手線の全ての駅の改札を出たことがある。
- 山手線の全ての駅の改札を出て、地元の店で飲酒したことがある。
さらに、環状山手線以外の山手線内の駅、すなわち、御茶ノ水・水道橋・飯田橋・市谷・四谷・信濃町・千駄ヶ谷でも、もちろん、お酒を飲んだことがあります。
しかし、たった一駅、“田端駅”だけは、改札を出たことはありますが、飲んだ記憶がありません。飲み仲間に聞いても、田端の店を推奨する者がなく、制覇したいのは山々でしたが、切っ掛けが掴めませんでした。
折りしも先週、TV番組『アド街ック天国』にて“昭和レトロな商店街 田端”が紹介された模様です。1位は「田端銀座商店街」、そして4位に「大衆酒場」がランクインしています。キャッチフレーズは;
“山の手の風情に溶け込む、大人のための酒場が多いのも田端の魅力”
今度、是非、訪れてみたいと思います。
さて、“酒と仕事”のコラムも50回になりました。“酒と酒”ばかりだという声もありますが、書き続けてまいります。
今日の仕事はつらかった あとは焼酎をあおるだけ
「山谷ブルース」 岡林信康
かつて内科レジデント研修に明け暮れていたころ、何週間も仕事一筋、缶詰にされたことがあります。久しぶりの休暇を得て山手線に乗ったとき、懐かしくて思わず山手線を撫でてしまいました。当時、夜更けて漸く仕事を終えると、お酒が恋しく、西五反田にあるパブに良く通ったものでした。午前1時過ぎ、閉店の直前に、店のマスターがこの曲をギターの弾き語りで、必ず歌ってくれました。