酒と仕事 (56)

伝統的な「槽」や「袋取り」の手法で搾るとき、搾られ出てくるお酒の状態には順序と特徴があり、それぞれ名前がつけられています。最初に出てくるお酒は薄く濁っていて、これを「あらばしり」といいます。

「あらばしり」はワイルドな味ですが、そのぶん、香り華やかでフレッシュ感のある味わいを楽しめます。

(日本名門酒会 / お酒の用語ひとくちメモ)

お疲れ様と生ビールで乾杯し、鰤の刺身をつまんだ後、「店長、今夜のお奨めは?」と尋ねるや否や、注がれたのは、”新政”『立春朝搾り』でした。
立春の日の早朝に搾り上ったばかりの出来たての新酒、これを飲めばご利益は図り知れない縁起物です。
これでファルマシュプールの繁盛は間違いなし!

「肴はあぶったイカでいい」という訳にはいかず、“鮟肝のポン酢揚げ”、“北寄貝の浜焼き”、そしていつもの“ハムカツ”・・・。「朝搾り」の次は、「あらしぼり」を堪能しました。1週間の疲れがとれますね。